アラフィフで外科手術を伴う歯の矯正をやってみた。(きっかけ)


アラフィフで始めた歯の矯正。そのきっかけ。
私が歯の矯正を始めたのは49歳の時です。
もともと歯並びが悪く、上の歯の中心から3番目の歯が少し奥に引っ込んでいました。
それまであまり気にしたことがなかったのですが、歯ブラシが届きにくいせいか少し茶色っぽくなっていて
それがある角度から見ると影になって、まるで歯が抜けているように見えることに気が付いたからです。
偶然知った「下顎前突症」。
普通、矯正と言うと、すべて自己負担で数十万円、場合によっては100万円以上かかることは知っていたので、いつもだったらすぐに諦めていたのですが、
ネットで調べているときに、たまたま「顎変形症」「下顎前突症(いわゆる受け口)」という病気があって、外科手術を受けることを前提に矯正を始めると保険でなおせるということを知りました。
下顎前突って、調べれば調べるほど、これ私のことじゃん・・・。
私は歯並びだけでなく噛み合わせも少し悪かったのです。
キレイな歯並びをしている方は上の歯がほんの少し下の歯に重なっている感じですが、私の歯はいつもがっちりと噛み合ってしまっているのです。
いつも歯を食いしばっているので頭が疲れていて、頭痛がしたり肩こりもありました。
でもきっとハッキリとわかるくらいの受け口じゃないとダメなんだろうな・・・と、ダメもとで矯正歯科に検査を受けに行きました。
検査の結果は微妙なライン。手術するかしないかは私自身が決めることに。
矯正歯科に行き、X線や色々な器具を使っての検査をしてもらいました。
一時間くらいはかかったかな。
見た目が重症な受け口ではなかったためか、検査の結果は微妙なラインで、手術もできるし、矯正だけでもきれいな歯並びになれるとのこと。
先生には
「ともたんさんの年齢があと10歳若かったら手術しましょう!って言ったんですけどねーーー」
と言われました。
うん、それはなんとなくわかる。
多分、若い人の方が手術しても治りも早いだろうし、術後の人生も長い。
手術することで受け口が治り、歯並びもキレイになって、そのことで少しでも考えや行動がポジティブになったらソレはやる意味があるよね。
引き換えアラフィフの私はもう今後の人生の方向が大体決まっているのに、辛い手術をわざわざ受ける意味が果たしてあるのか?
ただ矯正が終わったあとでやっぱり手術もしたいと希望しても、それはできないと言われました。
保険が適用される手術+矯正にするか、全額自費治療の矯正のみにするか、私自身で決めることになりました。
ものすごく迷いました。
数日迷って迷って、やっぱりどうせやるなら根本から治したい!と思って、怖いけど・・・手術することに決めました。
主人も特に反対する訳でもなく、
「気になるんだったら、やってみたらいいぶ」
と後押ししてくれました。
そして長い長い歯科矯正の日々が始まりました。
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