賞味期限切れのお茶っ葉を復活させてみた。

捨てられない期限切れのお茶っ葉。

数年前に亡くなった父。
その父から最後にもらった物がお茶っ葉でした。
私が緑茶が大好きなことを知っていた父。
夏だったということもあり、
冷茶を作りたいから、そんな高いお茶でなくてもいい。
とにかく大量に作れればいい。
という私にとお徳用の大袋を2つも持たせてくれました。
「持っていけ、持っていけ」と気前の良かった父を思い出します。
それから数ヶ月で父は亡くなってしまったのですが、
大切に飲もうと大事にしすぎて、気が付いたら賞味期限が切れていました。
未開封の大袋が一つと半分ほど使った大袋が残っていて、
何度も冷蔵庫の中を掃除するたびに、今度こそ捨てなくちゃ・・・と思うのですが
どうしても捨てられません・・・。
少し前に一度飲んでみたのですが、香りはまったくしないし、やはりあまり美味しくない。
賞味期限切れのお茶っ葉を再利用する。

ところが先日、賞味期限と消費期限の違いをネットで調べていて、
ふと「賞味期限切れ お茶」と入力してみました。
すると出てくる出てくる。
期限が切れたお茶っ葉の再利用の方法!
ティーバッグに入れて消臭剤として靴箱に置いたり、アロマでお茶っ葉を使ったり
入浴剤代わりとしても使えるそうです。
でも私が個人的に一番ピン!ときたのがお茶っ葉を炒って、ほうじ茶として復活させる方法。
やっぱりお茶っ葉はお茶として飲みたい!
期限切れのお茶っ葉をほうじ茶として復活させる!
早速、ネットの情報を参考に賞味期限切れのお茶っ葉を使ってほうじ茶を作ってみました。
用意するもの。
期限切れのお茶っ葉(適量)。
フライパン。
しゃもじ。
冷茶用にもらったお茶っ葉なので、ティーバッグに入っていたのを中身を取り出してフライパンに。
一番小さいコンロを使い、さらに一番弱火でゆっくりと炒っていきます。
最初のうちはなんの変化もなかったのですが、温度があがるにつれてお茶のいい香りがしてきました。
炒る前はお茶の香りはすでに飛んでしまっていて、なんの香りもしなかったのに不思議です。
焦げないようにしゃもじを使って、混ぜ混ぜします。
しばらく混ぜていると、うっすらと湯気なのか?白い煙のようなものが出てきます。
炒っている途中ではねたり、音がしたりということはなかったです。
注意点としては弱火で気長に炒るので少し時間がかかるということと、
焦がすといけないので目が離せず、ずっとその場にいてしゃもじで混ぜていないといけないことくらいでしょうか。
量が少なければ時間も短くてすむのかもしれません。

時間は正確に測っていませんが、見た目で「なんとなく茶色っぽくなってきたかな?」というところで火をとめました。
お店で売っているほうじ茶は枯れ葉のようなガッツリとした茶色の茶葉ですが、まあ、素人が作るわけだし、その辺はテキトーで。笑
あ、でも炒る前と炒った後の写真を比べてみると、結構、色が違いますね。

そして別の容器に移し替えて冷まします。
早速、飲んでみました!!

茶葉はうっすらと緑色が残っている感じでしたが、お湯を入れて注いでみると
ちゃんと薄茶色のほうじ茶になっていました!!
香ばしく、ほんのり甘みがあって、おいしい!!
ほうじ茶は健康や美容にも良い効能があると言うし、
いくらなんでももう捨てないといけないかな、と思っていた茶葉が復活できたので嬉しい!

作ったほうじ茶は空いていた茶筒に入れて保管しました。
そして少し長い間炒っていたので、自然にアロマを炊いているのと同じような状況になっていて
家中、お茶屋さんのようないい香りが充満していて、幸せ。
特別な道具もいらないし簡単に作れるのでオススメです!
もし良かったらぜひ試してみてくださいね!!
この記事へのコメントはありません。